自由研究

とある教育系のサイトを見ていたら、夏休みの自由研究について親がいろいろ意見をのべているところがありました。いろいろな教材キットについてあれこれ話しているのですが、子どもの自由研究についての意見が微妙でした。「子どもの工作は、色を塗ったりするのがまだうまくないので、見栄えをよくするには親の手が入ってしまう」「こんなことにチャレンジさせてみたら、楽しんでやっていました」ということでした。


私は幼稚園のときに、卵の殻を割ってくだいたものに色をつけて、紙に貼って絵にするという自由工作をしました。が、とある子は、全く同じ方法でつくった、幼稚園児では出来るはずもないくらい、きれいな大人臭のするものをつくってきました。


なぜいまだに覚えているかわからないのですが、相当くやしかったような気がします。その子が頼んでつくってもらったのか、親が勝手につくったのかは知らないですが、わりと悪い印象でした。


小学校に入ってからは、あきらかに親がつくったような作品に対しても寛大な気持ちで接することができるようになった気がしますが、親は、子どもの夏休みの工作の宿題に手を出すことで、どうしたいのでしょうね。まだ、全くやる気を感じない牛乳パックに穴をあけただけくらいの貯金箱をつくってくる子の方が、好感が持てました。


あと、自由研究も予算を決めればいいのになぁ、と思う。わりと教材キットが増えてきたこともあって、貧富の差が広がっているのではないかなぁ。